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“排熱のエネルギーを使い尽くす

熱のリサイクル技術です。
高い温度の排熱を工場や大型施設、あるいは家庭で再利用することができます。
複雑な装置を用いず、熱を貯める素材を化学の技術で開発しました。

どのような技術か?

無機粉体の特徴
無機粉体の特徴
無機粉体の特徴

高温の排熱を貯める材料として、生石灰に目をつけました。
生石灰自体は熱を持たず常温で保存が可能ですが、水と反応すると高温を発し消石灰になります(放熱)。このとき発する温度は約500℃になります。
逆に消石灰を高温で熱すると水が離脱して生石灰に戻ります(蓄熱)。この可逆的な性質は高温の熱リサイクルに利用することができます。
しかし、生石灰は小麦粉のように細かい粉末のため、そのままでは水を加えても粉全体に浸透せず極めて低い発熱効率になります。そこで素早く水が浸透する実用的な材料にするために、内部に微細な孔を持った顆粒状に成型する技術を開発しました。この成型技術は無機塗料の設計技術を応用したもので、蓄熱と発熱を繰り返しても成型した形状を維持することができます。

  • 従来

    無機粉体の特徴
    無機粉体の特徴
  • 新技術

    無機粉体の特徴
    無機粉体の特徴

開発した化学蓄熱材は顆粒状であるため、蓄熱設備に充填しても材料全体にわたって隙間を確保できます。そのため水や水蒸気が大量の化学蓄熱材と瞬間的に反応し、本来のポテンシャルを十分活用できるようになりました。

何に使えるのか?

500℃以上の高温排熱をリサイクルできます。室温での長期保存・繰り返し使用が可能です。生石灰以外の無機蓄熱材の成型にも適応が期待できます。

※Smart R&D®は日本ペイントホールディングス株式会社の登録商標です。