サステナビリティ
2021.12.27

コミュニティとともに成長(エンパワメント)

社会的弱者の活動支援や職業訓練、才能ある個人の発掘を行う活動を展開することで当社の成長と塗料産業の発展につなげます。

#サステナビリティ

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日本

障がい者雇用の取り組み

日本ペイント・インダストリアルコーティングスでは、2019年からさいたま市の農園と契約し、地域の障がい者・シルバー人材の雇用を進めています。

ハウス内の自社エリアを「ニッペファン・ファーム」と名付け、2021年12月現在障がい者6名、シルバー人材2名を雇用しています。
社員によって心を込めて育てられた野菜は、品川区社会福祉協議会を通じて地域の子どもが利用する子ども食堂、フードバントリーにも寄付しており、食育や地域との共生にも貢献するサステナブルな活動です。

これまでこの農園で栽培した野菜は、サニーレタス、大葉春菊、スナップエンドウ、エシャロットなど30種類にも及びます。地元スーパーではあまり目にする機会のない野菜が、子ども食堂では大好評だそうで、地域の子供たちからは、ニッペのお野菜として、親しんでいただいています。
働く社員からは「協力的な職場の雰囲気で、楽しく働けている」「自分たちが社会に貢献出来ていることが嬉しい」と、喜びのコメントいただきました。

インド

n'Shakti(エヌシャクティ)

インド南部のタミル・ナドゥ州では、農村地区の女性をエンパワメントするために塗装工としての職業訓練を実施しています。2018年に開始し、これまで30代の女性450名に約2万時間の訓練を施しました。プロジェクトを通じて塗料の販売店や建設会社、建築家と彼女たちをつなぎ、職を得られるようにしています。この活動は女性たちのキャリア開発のみならず、農業以外の職業で生活手段が得られることになります。これは、コミュニティに活力をもたらすだけでなく、当社グループとしても潜在的な顧客開拓となります。

修了生の中には塗装サービスの会社を立ち上げたり、建設産業で安定した職を得たり、多くの業界で活躍しています。修了生の一人は「人生を変える経験だった。ビジネスの人脈を作ることができた。将来的には塗料の販売店を経営したい」と話しています。

Women painters
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