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2011.09.21

当社所有の資料が国立科学博物館「重要科学技術史資料」に登録

#お知らせ

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日本ペイント株式会社(本社:大阪市、社長:酒井健二)は、このたび、当社創業初期に製作された「塗り板見本衝立」が、独立行政法人国立科学博物館の「重要科学技術史資料(※)」(愛称:未来技術遺産)に塗料関連として初めて登録されることになりましたので、お知らせいたします。

今回、「重要科学技術史資料」として登録が決定いたしました「塗り板見本衝立」は、当社の前身である「光明社」の設立を支援したとされる、中川平吉海軍塗工長の手によって塗られた塗料色見本であり、現在は、当社本社ビル内の「日本ペイント歴史館」にて保管・展示しています。光明社は、1881(明治14)年にわが国初の洋式塗料の生産工場として設立されましたが、これが日本の塗料工業の始まりであり、当時製作された塗り板見本は、わが国の塗料工業黎明(れいめい)期を象徴する貴重な遺産といえます。
当社は、本年創業130周年を迎えました。この記念すべき年に、当社所有の歴史財産が重要科学技術史資料に登録されたことはたいへんに喜ばしいことです。日本の塗料工業の発祥である当社は、その誇りを持って、同衝立を長く後世に残していくとともに、今後も持続可能な社会の実現に貢献できる製品を提供していく所存です。

来る9月27日(火)、国立科学博物館(東京都台東区)にて重要科学技術史資料登録証の授与式が行われます。「塗り板見本衝立」は、「第4回未来技術遺産登録パネル展」で以下の通りパネル展示されますのであわせてお知らせいたします。

「第4回未来技術遺産登録パネル展」

日 時 : 2011年9月27日(火)~11月27日(日)

会 場 : 国立科学博物館(東京都台東区上野公園7-20)

(※)重要科学技術史資料とは、独立行政法人国立科学博物館が定めた登録制度により保護される文化財を指します。2008年10月9日に第1回が制定されました。同博物館の産業技術史資料センターがこれまで行ってきた所在調査・技術研究を元に、「科学技術(産業技術を含む)の発達史上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つもの」、もしくは、「国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えたもの」の2点を選定基準として決定されています。これまでに72件の登録があり、今回新たに20件が登録されました。

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