資本政策
当社は、お客様・従業員・取引先・社会などステークホルダーへの責務を果たしたうえで残存する「株主価値の最大化」を経営の最重要目標としております。
その際、当社は財務規律を維持しつつ、成長投資を優先的に実施し、基本的1株当たり当期利益(EPS)の増大を通じて株主の皆様のトータル・シェアホルダー・リターン(TSR、株主総利回り)を向上させることに主眼を置いています。そして、TSRのうち配当については、業績動向、投資機会を総合的に勘案しながらも、配当性向30%を目途に安定的かつ継続的に行う方針としております。
《基本的1株当たり当期利益(EPS)、1株当たり配当額及び配当性向の推移》
基本的1株当たり当期利益(EPS)、1株当たり配当額及び配当性向の推移は下図のとおりであります。当社は2015年度よりIFRSベースの配当性向に基づき配当額を決定しております。
配当金と配当性向の推移


項目 | 2015年度 | 2016年度 | 2017年度 | 2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
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年間配当額(円) | 7.00 | 8.00 | 8.40 | 9.00 | 9.00 | 9.00 | 10.00 |
11.00 (予想) |
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中間配当(円) | 3.00 | 4.00 | 4.00 | 4.40 | 4.40 | 4.40 | 5.00 | 5.00 | |
期末配当(円) | 4.00 | 4.00 | 4.40 | 4.60 | 4.60 | 4.60 | 5.00 | 6.00 (予想) |
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配当性向(%) | IFRS配当性向※ | 28 | 29 | 28 | 32 | 39 | 33 | 34 | 32 (予想) |
配当性向 | 37 | 37 | 36 | 32 | - | - | - | - |
※2015年~2017年のIFRS配当性向は、日本基準数値にのれん償却額を調整し、算定しています。
※2021年3月31日を基準日及び2021年4月1日を効力発生日として、普通株式1株につき5株の割合で株式分割を行っています。
※2021年度中間配当には創業140周年記念配当1.00円を含みます。
※2021年第4四半期よりクラウドコンピューティング契約に関する会計方針に変更。2021年12月期は変更後の金額。また、当変更の遡及適用に伴い、2020年12月期も遡及修正を実施。
自己株式取得の状況
2021年12月期は自己株式を取得していません。
ただし、会社法第155条第7号に基づく取得(単元未満株式の買い取り)を除きます。
株式分割の状況
株主優待
現在、株主優待制度は実施しておりません。