マテリアリティ
MSVの前提としてのサステナビリティ
マテリアリティに基づくサステナビリティ
当社が「EPSの最大化」「PERの最大化」につながる活動を推進する上では、顧客・取引先・従業員・社会などへの責務を十分に果たすことが大前提であると考えています。
当社は、マテリアリティに関するリスク・機会を中長期的な視野で幅広く把握する一方、マテリアリティそのものに変化がないかを注視しつつ、「アセット・アセンブラー」モデルのもとで、成長戦略を支えるイノベーション創出などにつなげています。こうした取り組みを通じて、収益の拡大(EPSの最大化)や期待値の向上(PERの最大化)を図り、MSVを実現していきます。
マテリアリティの特定プロセス
マテリアリティの特定においては、社会が求める重要課題をGRIやSASBなど国際的なESGガイドライン、ESG調査機関の要求項目を参考にリストアップし、それらを「ステークホルダーにとっての重要度」と「当社グループにとっての重要度」という2つの側面から定量評価し、重要度を検証しました。また、外部の有識者との対話により客観的な視点も取り入れた上で、国内外のパートナー会社と議論し、当社の事業モデルや事業環境に即して重要課題を抽出し、マテリアリティとして特定しました。
| サステナビリティ マテリアリティ(重要課題) |
|---|
| 経営モデル「アセット・アセンブラー」 |
| 株主価値最大化(MSV) |
※ESGマネジメント体制は、こちらをご覧ください
作成
- ESG開示ガイドラインやESG評価機関評価、行動規範など11のグローバルスタンダードをもとに、当社が求められている75の項目を抽出し、ロングリストを作成、統合選択し、32 のミドルリストにまとめた。
アンケート
- 新設した ESG 委員会(当時)を2020年4月に開催し、マテリアリティ特定プロセスを審議した。委員25名とESG 推進部(当時)部員などのアンケート調査を実施。32 のミドルリストについての意見を集約した。
リスクなど
反映
- グローバルに発生しているリスクを踏まえるため、化学セクターのリスクシナリオについてVigeo EIRIS社のコントラバーシーレポートなどを参照し、議論に反映させた。
- グローバル化学セクター企業、先進的日系企業全般をピア企業として参考にした。
- ステークホルダーにとっての重要度と当社グループにとっての重要度を踏まえ、事業のサステナビリティの観点で 6 つのマテリアリティのグループを候補として特定した。海外パートナー会社との議論と合意を特に重視した。
ホルダーの意見
- マテリアリティの候補について、各種ステークホルダーや独立社外取締役からの意見をヒアリングした上で、社内議論を経て最終案を作成した。
- 2020年7月のESG委員会(当時)で審議し、8月の取締役会で最終承認を得た。
マテリアリティ特定MAP
マテリアリティと関連するSDGs
2026年6月30日更新
| チーム | 当社の目指すもの | マテリアリティ | 関連するSDGs |
|---|---|---|---|
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環境&安全 |
低炭素・環境配慮型製品の開発 + 労働安全衛生の確保 |
気候変動 |
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資源と汚染 |
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労働安全衛生 |
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人とコミュニティ |
多様な従業員の確保・育成 + ステークホルダーからの信頼獲得 |
ダイバーシティ&インクルージョン |
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コミュニティとともに成長 |
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イノベーション |
サステナブル製品の開発 (NPSI↗/LCA把握) + 化学物質管理 |
社会課題を解決するイノベーション創出 |
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ガバナンス |
経営の監督 + リスクテイクの促進 |
全マテリアリティ※ |
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調達 |
低コストで持続可能な調達 + 環境・人権リスクの抑制 |
全マテリアリティ※ |
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※ 特定のマテリアリティを対象とするのではなく、全てのマテリアリティにかかわる
マテリアリティ/リスクと機会
2026年6月30日更新
| チーム | マテリアリティ | リスク | 機会 | 2025年の主な進捗 |
|---|---|---|---|---|
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環境&安全 |
気候変動 気候変動は、当社グループの事業やコミュニティに影響を及ぼしています。温室効果ガス排出の削減を通じて、気候関連リスクを管理し、機会を獲得していきます。 |
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資源と汚染 持続可能な資源の利用や環境・生物多様性の保護は、当社グループの事業やコミュニティにとって不可欠です。製品とサプライチェーンにおけるライフサイクルと資源循環の改善に取り組んでいきます。 |
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労働安全衛生 当社グループが手掛ける事業には、従業員やサプライチェーン、コミュニティに影響を及ぼしかねない重大な安全衛生上のリスクが存在します。これらのリスクを適切に管理し、被害を防止するために、特に深刻度の高いリスクへ重点的に対応していきます。 |
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人とコミュニティ |
ダイバーシティ&インクルージョン 当社グループを取り巻く人々を尊重し、多様な価値観を積極的に受け入れることは、持続的な成長にとって重要です。多様な発想、考え方を尊重することで、イノベーションと成長を促進していきます。 |
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コミュニティとともに成長 バリューチェーンを通じたコミュニティへの投資を通じて、市場の拡大やブランドの強化、コミュニティとの良好な関係を構築し、事業の持続的な成長を実現していきます。 |
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イノベーション |
社会課題を解決するイノベーション創出 今日の社会においては、従来の手法では解決が困難な課題が次々と顕在化しています。当社グループは、パートナーシップを積極的に活用し、イノベーションの創出力を強化していきます。 |
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ガバナンス |
全マテリアリティ※ |
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調達 |
全マテリアリティ※ |
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※ 特定のマテリアリティを対象とするのではなく、全てのマテリアリティにかかわる
サステナビリティ戦略の進捗
2026年6月30日更新
以下は、2026年中期経営方針アップデート説明会 Appendixに掲載したサステナビリティ関連情報を抜粋し、当社グループのサステナビリティ戦略の進捗として整理したものです。
EPS拡大に向けたアプローチ
| チーム | EPS拡大に向けたアプローチ | EPS拡大につながる取り組みと事例 |
|---|---|---|
| 環境&安全 |
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| 人とコミュニティ |
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| イノベーション |
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◆低温・高速硬化プラットフォーム 2016年に自動車分野でのプロジェクト開始以来、現在まで30以上のプロジェクトが開始され進行中。2030年までに大幅な事業拡大を見込み、持続可能な事業成長を促進し、顧客に向けて更なる価値の提供を継続 ◆LSI 当社グループの効率向上を目指し、各PCGの優れた製品、プロジェクト、プロセスの共有、活用、統合を推進。実例として、グループの共同会議では、持続可能な原料や応用技術、サービスまで多くの議題がカバーされ、今後のサステナブル事業の強化に寄与 |
| ガバナンス |
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| 調達 |
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※PCG(パートナー会社グループ)…地域・事業ごとのPC(パートナー会社)群
サステナビリティ戦略ロードマップ
| チーム | マテリアリティ/テーマ | Step1 | Step2 | Step3 | Step4 |
|---|---|---|---|---|---|
| 環境&安全 | 気候変動 |
◆2025
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◆2026
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◆-2030
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◆2050-2060
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資源と汚染 |
◆2025
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◆2026
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◆-2060
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労働安全衛生 |
◆2025
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◆2026
|
◆-2060
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| 人とコミュニティ | DE&I |
◆2025
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◆2026-
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◆2027-2029
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コミュニティとともに成長 |
◆2025
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◆2026-
|
◆2027-2029
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| イノベーション | サステナブル製品 |
◆2025-
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◆2026
|
◆-2030
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化学物質管理 |
◆2025-
|
◆2026
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◆-2030
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研究開発 |
◆2025
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◆2026
|
◆-2030
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プロダクト・スチュワードシップ |
◆2025
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◆2026
|
◆-2030
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| ガバナンス | 取締役会 |
◆2025
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◆2026
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◆2027-
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|
執行側 |
◆2025
|
◆2026
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◆2027-
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| 調達 | 持続可能な調達への社内意識の強化と理解促進 |
◆2025
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◆2026-
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持続可能な調達におけるサプライヤーとの取り組み |
◆2025-
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◆2026 -
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※ PCG(パートナー会社グループ):地域・事業ごとのPC(パートナー会社)群
※ PCF:Product Carbon Footprint