トップメッセージ

MSVの実現に向けて、「アセット·アセンブラー」としてのプラットフォームの優位性を生かしながら、 長期視点で「EPSの最大化」「PERの最大化」を目指します。

「中期経営計画(2021-2023年度)」 がスタートし た2021年以降、コロナ影響の拡大・長期化や地政学的リスクの高まり、サプライチェーンの混乱、インフレに伴う原材料価格の上昇など、当社グループを取り巻く事業 環境は大きく様変わりしました。しかしながら、当社の 事業特性である根強い市場需要を背景として、 各国・ 地域の市場でトップシェアを有するブランド力の強さやそれに伴う価格転嫁力、良質なM&Aの継続的な積み上げなどにより、中計目標を大きく超過達成しながら、売上収益、営業利益ともに過去最高を更新するなど、力強い成長を実現することができました。

こうした力強さの源泉は、経営上の唯一のミッションとして掲げる「株主価値最大化(MSV)」を実現するためのユニークな経営モデル「アセット・アセンブラー」にあると当社は確信しています。2024年4月に公表した 「中期経営方針」では、「アセット・アセンブラー」の強みを改めて整理し、オーガニックとインオーガニックにわたる「持続的なEPSの積み上げ(Sustainable EPS Compounding)」に焦点を当てました。オーガニックにはアセットの潜在力を最大限に引き出すことを追求する一方、インオーガニックには安全かつ継続的にEPSを積み上げるM&Aを積極的に志向し、買収アセットの潜在力の開花を目指します。その上で、EPS積み上げ実績に対する資本市場からの評価・確信や将来にわたる持続的なEPS積み上げ期待の醸成を通じて、「PERの最大化」につなげてまいります。

投資家の皆様には、今後ともご理解、ご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2024年7月31日

取締役 代表執行役共同社長

若月雄一郎

取締役 代表執行役共同社長

ウィー・シューキム

MSVを追求する共同社長体制

MSVの実現において、「EPS(1株当たり当期利益)」と「PER(株価収益率)」が重要な指標となります。
ウィーは、2009年以来、現在に至るまでNIPSEAグループのCEOとして、年率10%以上成長してきた実績を踏まえ、主に「EPSの最大化」に努め、グローバルなオペレーションを統括しながら、売上拡大と利益の最大化を目指します。一方、若月は、資本市場とのコミュニケーションやM&Aなどの豊富な経験をもとに、主に資本市場の期待を高める「PERの最大化」に努めます。当社グループの経営管理全般にかかる業務を担うとともに、M&Aによるさらなる成長を目指します。なお、それぞれ主担当はあるものの、経営判断は2人で行い、全体の結果に対して共同責任を負います。

EPS(1株当たり当期利益)

取締役 代表執行役共同社長
ウィー・シューキム

  • EPSの最大化に貢献
  • グローバルな事業運営の実施と統括
  • 豊富な企業経営の経験 / NIPSEAグループCEOとしての実績

PER(株価収益率)

取締役 代表執行役共同社長
若月 雄一郎

  • PERの最大化に貢献
  • グローバルでのM&A実施と統括
  • 豊富な資本市場の経験 / M&Aの経験と実績

共同社長就任メッセージ動画
(2021年4月28日「代表執行役(社長交代)の異動に関する記者会見」より)

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