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2016.10.19

ROOMBLOOM「建築家と考えるペイント」 物件完成披露会レポート

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日本ペイントホールディングス株式会社(本社:大阪市北区、社長:田堂哲志)が立ち上げたペイントブランド「ROOMBLOOM」(ルームブルーム)が、注目の建築家とペイントの新たな可能性について考えるプロジェクト「建築家と考えるペイント」シリーズ。

今回は、「白」という色に着目。邪魔をしない色として重宝され、多くの住宅に取り入れられてきた白。ただ無意識に選ぶのではなく、意図して白を利用することでどのような空間が提案できるのか、まさにそれは「白」の可能性を考えることです。気鋭の若手建築家 藤田雄介氏や須藤 剛氏と共に、ペイントだからこそ実現しうる「白」のバリエーションによって空気感が少しずつ変化する空間を作り、10月7日に完成披露会を開催いたしました。

「この物件では、1階から3階の各階にペイントされている白の色味がすべて異なります。このプロジェクトで、自分自身が、ほのかに感じる色味の違いを体感できたことが驚きでした。」と話すのは須藤氏。「1階は採光面である窓のすぐ目の前が駐車場であり、なるべく陽ざしによって自然を感じられるような色にしたくて、少し緑がかって見える白にしました。2階は家族が団らんするリビング・ダイニングがあるフロアであり、ほっこりとした雰囲気を作るために、柔らかいピンクがかった白。3階はトップライトからの採光がありますが寝室となるのでその明るさを中和させるためにグレーがかった白。ふたを開ければ、なんとこの色の名前はstill in dream(まだ夢の中という意味)。まんまとROOMBLOOMさんにコントロールされた気分です。」などと冗談を交えながらも色の可能性についてトークは続きます。
「一番分かりやすいのはフロアがつながる階段部分です。色の境目をぼかすという選択肢もありましたが、あえてはっきりと区切りました。その方が住む人の意識も区切られる。またペイントの自分で補修できるという利点を活かし、施主の方がいつでも自分で簡単にペイントできるよう、難しくぼかすより、色の境目ははっきりさせていた方がいいという考えもありました。」 (藤田氏談)

白の違いを理解して柔軟に取り入れることにより、ペイントは家を意図的に機能させられる一つの手段であることを体感できるプロジェクトとなりました。
なお、藤田氏・須藤氏の詳しいコメントはこちらのサイトからご覧いただけます。
http://room-bloom.com/paint-renovation/think/

ROOMBLOOMは「暮らしを考える」をコンセプトに、今後も様々な視点を通して、ペイントがみなさまの暮らしに驚きや愉しみをもたらす取り組みを発信していきます。

【建築家ご紹介】

藤田雄介

●藤田雄介

Camp Design inc. 同社代表取締役、明治大学兼任講師、ICSカレッジオブアーツ非常勤講師
1981年兵庫県生まれ。日本大学生産工学部卒業、東京都市大学大学院工学研究科修了。手塚建築研究所を経て、2010年Camp Design inc.設立。

須藤 剛

●須藤 剛

Tsudou Design Studio/須藤剛建築設計事務所代表、 一級建築士
1980年埼玉県生まれ。法政大学工学部土木工学科卒業
北川原温建築都市研究所、ジャムズなど設計事務所勤務を経て2011年Tsudou Design Studio/須藤剛建築設計事務所設立。

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