お知らせ

企業情報・経営
2019.01.07

2019年 年頭所感

#企業情報・経営 #お知らせ

SHARE

日本ペイントホールディングス株式会社

代表取締役社長 田堂哲志

あけましておめでとうございます。新しい年2019年が始まりました。

日本はもとより、世界各地の日本ペイントホールディングスグループの皆さんが、それぞれ新たな抱負と希望を持って新年をお迎えになったことと思います。わたくしも新年を健やかに、穏やかに迎えることができました。

2019年は5月に新天皇の即位が予定され、これに伴い新たな元号が制定されます。平成から新たな時代への幕開けが待っており、私自身も時代の流れを強く意識しています。2019年が日本全体にとっても、まさに節目となる一年になることは言うまでもありません。2020年の東京オリンピック・パラリンピック、2025年の大阪万博に向け、今後ますます世界中からの日本への注目は高まると思います。

当社グループの一年を振り返り、わたくしが印象に残っている出来事を3点お話したいと思います。まず、5名の社外取締役を迎え、新たな経営体制がスタートしたことです。監督と執行の分離がより明確になり、それぞれの立場で「当社グループの企業価値を高めていく」ことを考え抜いた一年でした。今後の当社グループにとって大きな一歩であるといえるでしょう。日本ペイントホールディングスでは、従来とは全く異なった、日本の企業としても突出した取締役会運営をしています。

二つ目は、経営理念の刷新です。当社グループが未来永劫、社会の役に立つ会社であり続け、そして全世界にいる社員が誇りをもって働けることを目指し、従来の経営理念をベースに刷新しました。現在、様々な浸透活動が進められていますが、この経営理念浸透活動は、風土改革にも密接につながっており、時間をかけて丁寧に続けていくことが大事だと考えています。わたくしが理想とする姿は、全世界の社員一人ひとりがこの経営理念を充分に理解し、常に意識することです。当社グループの社員として、自ら律しなければならない場面や、困った時、何かを決断したり行動したりする時に、この経営理念が拠り所のような存在になっていることです。

毎年の年始式辞で、安全・環境・品質活動のことに触れていますが、これらのあるべき姿への実現も経営理念が深く結びついています。残念ながら、ミスをしようと思っていなくてもミスは起こっています。いくらルールを作っても、徹底的に確認しても、減るかもしれないがゼロにはならないのが現実かもしれません。だからこそ、それに対抗する為に唯一あるのが、この経営理念の理解と実践だと考えています。

三つ目は、卓球のTリーグ開幕と日本ペイントマレッツの試合観戦です。2018年は開幕戦も含めてできる限り試合に足を運びました。とてもエキサイティングで、質の高いゲームが繰り広げられ、とても面白いです。それと同時に、会場へ行った社員の方々が、チーム名や選手名を連呼し、応援する姿を見ると、本当に感動します。試合観戦を通じて、日本ペイントホールディングスグループの一人であることを意識せざるを得ないし、マレッツファンにならざるを得ない。これが一体感の醸成につながっていると確信が持てますし、当社グループの風土改革にも大きく貢献していると手応えを感じています。今シーズンは試合も残り少なくなってきました。初代チャンピオンは少し難しいかもしれませんが、これからも応援よろしくお願いします。

最後に、2019年は、決して楽観視できない事業環境が続く難しい年になりそうです。皆さんにとってこの一年が、一つでも多くの幸運に恵まれ、出会ってしまったピンチは逆手に取り、チャンスに変えられるような年になることを祈っています。今年も一年、よろしくお願いします。


関連ニュース

このWebサイトには、いくつかのCookieと同様の機能が必要です。
お客様が当社を許可する場合、当社はサービスを改善するために、これらの手段を使用して集計統計のお客様の訪問に関するデータを収集します。さらに、YouTubeを使用して動画を表示します。動画を視聴することにした場合にのみ、Cookieなどの手段を使用します。許可しない場合は、技術的なCookieのみ使用されます。
Cookieポリシーについて詳細を見る