日本ペイントホールディングス株式会社(本社:大阪市北区、社長:田堂哲志)は、本日2019年3月14日、創業138周年を迎え、大阪本社ビルにおいて記念式典を実施致しました。以下に社長式辞(要約)を掲載致します。
日本ペイントホールディングス株式会社
代表取締役社長 田堂哲志
創業138年を迎えて
日本ペイントホールディングスグループは、本日、3月14日で創業138年を迎えます。
138年前の今日、東京・三田で産声を上げた当社は、連綿と続く歴史の中で今に至るまで、紆余曲折しながらも、一歩一歩成長を重ねてまいりました。
茂木重次郎氏が「塗料で世の中を明るくする」という志を掲げて創業した当社グループも、今や売上高では国内はもとよりアジアでNo.1、従業員数も連結では2万人を超える規模にまで成長しました。
こうして創業記念日を迎えることができるのも、当社製品をご愛顧いただいているお客様をはじめ、お取引先、諸先輩方、そして社員を含む、すべてのステークホルダーの絶大なご支援の賜物であると感謝しております。
当社グループが生み出してきた数々の製品含め、我々が代々受け継いできた様々な企業価値を、世の中に認め続けていただけたからこそ、今があるのだと感じています。
ここから先、100年200年とドラマを紡いでゆくのは、ここにいる私たちの手にかかっています。「138年」という年月は、単なる数字かも知れません。
しかし、創業記念日である今日は、当社グループのバックグラウンドにある、長い時間をかけて積み上げてきた信頼と実績を知り、誇りに思う一日にしたいと思います。
当時の歴史を紐解き、想いを馳せてみると、創業の社名「光明社」の由来でもある、「塗料で世の中を明るくしたい」という創業の信念は、今も変わっていません。
明治~大正~昭和~平成と目まぐるしく時代が変わるなかでも、当社グループにとっては実に普遍的な信念なのだと、強く感じています。
話は変わりますが、3/2(土)に宮城県で行われた「2019年世界卓球選手権」日本代表選考会の試合において、当社グループ所属の加藤美優選手が、世界選手権への出場権を見事つかみ取りました。ライバルである早田ひな選手を相手に、最後まであきらめず果敢に挑む姿は輝いていましたし、粘り強い試合に、とても感動しました。
加藤美優選手が強いライバルに勝てた要因は、日頃の地道な練習が基礎にあるのはもちろんですが、「夢を持ち続けたこと」ではないかと思います。叶う、叶わないと最初から決めつけるのではなく、自分のありたい姿を描き続け、それに向けて「今」すべきことを、愚直に努力し続けたからこその結果ではないでしょうか。
未来のことは誰にもわかりません。しかし、ありたい姿や夢を描くことは、人間にとって活力になります。その活力がエネルギーとなって、ありたい姿や夢を叶えていけるのだと思います。
創業記念日に当社グループの歴史に少し想いを馳せ、当社グループがより魅力的な企業になることを、創業者ならびに 諸先輩方にお誓い申し上げたいと思います。
どのような環境にあっても、更なる成長を遂げることができる「グローバル・ワンチーム」を目指していきます。引き続き、皆さまのご理解・ご支援賜りますよう、お願い申し上げます。
以上