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サステナビリティ戦略

事業との結び付きを強化したサステナビリティ戦略の推進で、MSVに貢献

マテリアリティに基づくサステナビリティ戦略

マテリアリティ(関連するSDGs) ESGアジェンダ ESGアクション事例 MSVへの貢献
環境&安全 気候変動
  • 7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 温室効果ガス排出量の削減
  • リスクと機会の特定
  • CO2削減(スコープ1,2)
  • スコープ3の算定
  • TCFDに基づく開示
  • 再生可能エネルギーの活用
  • 低CO2排出製品により収益拡大
  • 人的資本への投資による持続的成長
  • コミュニティへの投資によるブランディング強化
  • 安全教育やテクノロジーの活用によるリスク抑制
  • イノベーション創出による収益拡大
    (例)
    • 職務レベルごとの教育プログラムを実施
    • 建築やインテリアデザインの学生の国際コンペティション「AYDA Award」開催
    • 抗ウイルス・抗菌ブランド「PROTECTON」
    • 次世代船底塗料 「FASTAR」
資源と汚染
  • 3 すべての人に健康と福祉を
  • 6 安全な水とトイレを世界中に
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 12 つくる責任 つかう責任
  • 14 海の豊かさを守ろう
  • 廃棄物・水資源使用量・環境汚染物質の管理
  • 廃棄物や水に関するグローバル方針の策定
  • 方針を踏まえた各パートナー会社のKPI設定
労働安全衛生
  • 3 すべての人に健康と福祉を
  • 4 質の高い教育をみんなに
  • 8 働きがいも 経済成長も
  • 保安防災(火災事故撲滅)
  • 死亡事故・労働災害防止
  • 安全などに関するグローバル方針の策定
  • 方針を踏まえた各パートナー会社のKPI設定
人と
コミュニティ
ダイバーシティ&インクルージョン
  • 4 質の高い教育をみんなに
  • 5 ジェンダー平等を実現しよう
  • 8 働きがいも 経済成長も
  • 10 人や国の不平等をなくそう
  • 女性管理職比率の向上
  • 従業員エンゲージメントの向上
  • 取締役会と管理職のダイバーシティの推進
  • 人的資本の可視化
  • 人権リスクアセスメントの実施
コミュニティとともに成長
  • 1 貧困をなくそう
  • 4 質の高い教育をみんなに
  • 5 ジェンダー平等を実現しよう
  • 8 働きがいも 経済成長も
  • 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 社会貢献活動の戦略的展開
  • 社会貢献活動の充実を図るための「NIPPON PAINT Group Global Outreach Program」立ち上げ
  • 事業活動を通じた活動方針「3E」(Education/Empowerment/Engagement) を重点分野として設定
イノベーション 社会課題を解決する
イノベーション創出
  • 3 すべての人に健康と福祉を
  • 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう
  • 異業種コラボの促進
  • 社会課題解決型製品の開発
  • 化学物質管理の強化
  • サステナブル製品の定義とデータ集計
  • 化学物質管理強化と有害物質代替品の開発
  • 社会課題解決・環境配慮型製品の開発
  • オープンイノベーションの推進

ESGステートメント

日本ペイントグループは、当社が活動するあらゆる地域における持続可能な発展を支え、推進するために事業活動を行うことを目指します。そして、その活動は、経済・社会・環境という3つの要素を、バランスよく一体となった形で、実施します。
塗料とコーティングを通じて、全ての人々に豊かな彩、快適さおよび安心を提供することは、創業以来の私たちの変わらぬ使命です。
グローバルな持続可能性に関する社会課題の解決は、将来の世代に向けた私たちの責務であり、継続的な成長と成功への原動力です。私たちは、これらを達成するために、次のことを行います。

  • 革新的な製品やサービス、新たな事業機会を通じて、持続可能性の強化に資するため、バリューチェーンのあらゆる場面での技術による貢献を追求します。
  • ステークホルダーの期待に応えるため、ステークホルダーとの対話を重視し、共に活動することで、共有する持続可能性への約束、責任や課題に応えます。
  • 透明性・客観性・公正性を備えた経営を確保し、当社が活動する全ての社会からの信頼を得るために、実効性のあるガバナンスの枠組みを確立します。
  • 当社の多様な従業員および関係会社の職員が、それぞれの可能性を最大限に発揮し、革新的で持続可能な価値を創造することを尊重し、支援し、かつ、推進します。
  • 持続可能性改善計画を推し進めることは、新たな事業機会や株主価値最大化につながると理解し、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」(SDGs)を支持します。

※「株主価値最大化」は、顧客・取引先・従業員・社会などへの責務を果たすことを前提とした上で、残存する「株主価値」を最大化することを意味します。


自律型サステナビリティ体制

当社は、「アセット・アセンブラー」モデルのもと、2022年よりサステナビリティ体制を一新し、本社主導ではなく、ビジネスとの結び付きをより強化する自律的な体制に変更しました。取締役 代表執行役共同社長の直下に、マテリアリティをベースとした4つのグローバルチームを構成し、グループ一体でサステナビリティ戦略を進めています。チームリーダーは進捗や提案を共同社長に向けて直接報告し、共同社長は取締役会に随時報告することで、取締役会はサステナビリティに関する活動を監督しています。

サステナビリティ体制図
グローバル
チーム
環境&安全 人とコミュニティ イノベーション ガバナンス
スコープ
  • 環境フットプリントを最小化
  • 従業員・ステークホルダーの安全確保
  • 従業員の幸福のために投資
  • 全てのステークホルダーを含むより良い地域社会を構築
  • サステナブル製品を推進
  • SDGsやネットゼロに向けたイノベーションを追求
  • Integrity(誠実)、内部統制、リスク管理など、上場企業としての最新のガバナンス体制を確保
チーム
リーダー
DuluxGroup ブラッド・ホーデン

DuluxGroup ブラッド・
ホーデン

DuluxGroup Supply ChainのExecutive General Manager。当社入社前は、SCA Australasiaのグループ製造マネージャー、Campbell Arnott’s Australiaのロジスティクスディレクターを担当。

NIPSEAグループ グラディス・ゴー

NIPSEAグループ グラディス・
ゴー

NIPSEAグループStrategic Innovation & MarketingのSenior Vice PresidentおよびNippon Paint Marine CoatingsのDeputy President。当社入社前は、Coca-Cola(マレーシア)のGroup Brand Managerとしてマーケティングを担当。

NIPSEAグループ/日本ペイントコーポレートソリューションズ ホン・ジャン

NIPSEAグループ/
日本ペイントコーポレートソリューションズ
ホン・ジャン

日本グループおよびNIPSEAグループのChief Technology Officer。当社入社前は、Axalta Coating Systems(中国) Technical Directorとして自動車用塗料の技術開発を担当。

日本ペイントホールディングス/日本ペイントコーポレートソリューションズ 井上 由理

日本ペイントホールディングス/日本ペイントコーポレートソリューションズ 井上 由理

NPHD常務執行役GCおよびNPCS常務執行役員日本グループGC。当社入社前は、昭和シェル石油株式会社常務執行役員・出光興産株式会社上席執行役員として、法務・内部統制などを担当。弁護士。


KPI策定に向けた取り組み

当社グループは、マテリアリティごとに捉えたリスクと機会に加えて、事業展開している地域・市場の特性、ステークホルダーからの要請などを踏まえ、サステナビリティに関する方針や戦略を策定しています。また、こうした方針・戦略に沿ったKPIを必要に応じて設定し、KPI達成に向けた進捗を管理しています。
気候変動に関する取り組みについては、中長期的なネットゼロ目標達成に向けて国・地域ごとにKPIを検討・設定するとともに、国内外のパートナー会社間でベストプラクティスを共有しながら、具体的なアクションプランの策定・実行につなげています。

環境&安全のKPI

CO2排出量削減
(長期ターゲット)
CO2排出量削減
(中間ターゲット)
廃棄物削減 工場における事故件数削減
日本グループ 2050年ネットゼロ 2030年までに37%削減(2019年比) 廃棄物基準年比で削減(パートナー会社ごとに基準年を設定) 重大事故ゼロ件
アジア 2060年ネットゼロ 2030年まで毎年5%削減 有害廃棄物を原単位で毎年5%削減 2021年から2023年に火災ゼロ件
2022年の職業性疾病ゼロ件
オセアニア 2050年ネットゼロ 2030年までに50%削減(2020年比)
2030年までに再エネ化50%
2030年までに廃棄物埋立を原単位で50%削減(2020年比) 重大なニアミス件数削減(2021年度比)
重傷者数削減(2021年度比)
米州
(Dunn-Edwardsのみ)
2050年ネットゼロ 設定に向けて検討中 設定に向けて検討中 指標を特定中

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