研究開発
2020.11.01

高機能親水/親水滑水技術

高機能親水化皮膜は、例えば、エアコンの省エネルギー、使用環境の快適性付与に貢献しています。近年、水切れ性を併せ持つ親水滑水技術も開発しました。

#気候変動 #生活水準の向上 #製品化済 #機能性コーティング #表面処理

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高機能親水/親水滑水技術

高機能親水/親水滑水技術とは

高機能親水化皮膜は、膜厚1μm程度の薄膜で金属製品表面を親水性にします。エアコン用熱交換器の表面に親水化処理を行うと、冷房時に発生する結露水が熱交換器表面に濡れ広がり、気流を良い状態に保つことで、省エネルギーに貢献します。また、低臭気性など、住環境の快適性を維持する機能も付与できます。
 さらに、当社では、長年蓄積した親水化技術を発展させ、これまで背反すると考えられてきた親水性と水切れ性を併せ持つ親水滑水技術の開発に成功しました。本皮膜を熱交換器に用いると、表面に付着する霜や氷の問題を解決することができ、冷凍冷蔵機やエアコンのエネルギー効率を高めることができます。

どのような技術か?

どのような技術か?

水になじみやすい親水性物質を組合せ、架橋結合や分子間相互作用を用いて、表面に最適に配向させることにより、親水持続性の高い皮膜が実現します。また、低臭気性や室内汚染物質に対する耐汚染性などの要求性能に合わせて構成樹脂を選択することで、付加価値を生み出します。
 近年は、親水性、疎水性の異なる性質を持つ樹脂成分を、独自の配合技術により皮膜表面に均一分散することで、親⽔性を有しながらも水滴の水切れ性を持つ親水滑水技術を開発しました。

社会課題解決への貢献

社会課題解決への貢献

エアコン、冷凍冷蔵機の需要は、今後も世界的に増えていきます。国際エネルギー機関(IEA)は、2050年にはエアコンのエネルギー需要は現在の3倍にもなると報告しています※1。エネルギー問題は大きな社会課題のひとつであり、当社の高機能親水化技術がエネルギー削減策として、持続的な社会の実現へ貢献すると期待しています。また、耐汚染性や低臭気などの価値を付加して、人々の豊かな暮らしの創造を実現します。

※1:The Future of Cooling 、OECD/IEA 2018

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