サステナビリティ
2021.10.21

コミュニティとともに成長(教育)

将来の顧客や従業員などのステークホルダーの育成を目的とした子供や学生を対象とした活動に注力しています。

#サステナビリティ

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グローバル

Asia Young Designer Awards(AYDA)

日本ペイントグループがアジア16ヵ国で開催する建築を学ぶ学生向けの国際建築コンペティションです。2008年に日本ペイントマレーシアが初めて開催して以来、NIPSEA各地域に拡大しています。 未来の建築家・インテリアデザイナーの育成を目的とし、アジア各国の学生が、国をまたいで同じ課題に取り組みます。審査は各国で行い、各国の最優秀者はアジア学生サミットに招待されます。アジア学生サミットでの優勝者は、ハーバード大学での6週間のサマースクールに参加でき、16か国全体でのエントリー数は8,400人に上ります。学生同士だけでなく、著名な建築家の方々とも国をこえた交流の機会を提供しています。

日本

ペイント体験

「HAPPY PAINT PROJECT」

日本ペイントでは、塗料を通じて社会に幸せをお届けするペイントイベントを2017年から実施、2019年からは同活動を「HAPPY PAINT PROJECT」と称し、ペイントの楽しさを伝え、ペイントにより地域や社会の課題を解決しています。2021年9月現在では、2017年のスタートから全国16都道府県に展開し、累計34回実施、累計参加人数は約2000名に及びます。

「大阪府阪南市立貝掛中学校主催のウォールアートプロジェクトに協賛」

2021年8月にも、大阪府阪南市立貝掛中学校主催のウォールアートプロジェクトに、当社の水性塗料を提供しました。当プロジェクトは、長年通学路石壁への落書き被害に悩んでいた同校企画のウォールアート制作プロジェクトです。ウォールアート制作を通じて「人に応援してもらえる」ことの重みや「人が応援してくれる気持ちに応える」喜びを伝えたいという教育方針と街の景観改善による地域の活性化への想いに当社が賛同し、本プロジェクトを協賛させていただきました。

約3か月をかけて進められた当プロジェクトには、同校の全校生徒約210名と教職員や卒業生、ペイントアーティストのMadblast Hiro氏が参加しました。高さ5m、幅230mの壁面に、Hiro氏がデザインしたフェニックスやユニコーンなどのイラストと校歌の一部を飾り文字にしたカラフルな壁画を描きあげました。

産学連携の取り組み

日本ペイントでは、一層魅力ある産業教育を実現していくことを目的に、大阪府立今宮工科高等学校グラフィックデザイン系との間で産学連携協定を締結し、2019年から毎年、連携プログラムを実施しています。

当プログラムにおいて、生徒は当社の「マーケティング部外部企画チーム」として位置づけられ、生徒自身が選択したテーマに対して、塗料を通じた課題解決を実践します。実社会に近い創造・生産活動を通じて、企画立案から実行・プレゼンテーションまでを経験し、生徒からは「大変貴重で刺激的な経験ができた」と大変好評です。当プログラムを経て、当社に入社をされた方もいらっしゃり、学校、生徒、日本ペイントと3者Win-Winのプログラムとなっています。

学校施設の整備

「山形県立山形盲学校へ当社の抗ウイルス・抗菌塗料製品をご提供」

日本ペイントは、ウィズコロナ時代の安心安全な教育環境づくりに貢献するため、山形県上山市にある山形県立山形盲学校に、当社の抗ウイルス・抗菌塗料製品を約76Lご提供しました。

コロナ禍で物品等への「非接触」が感染防止対策の1つとなっている一方、盲学校の児童生徒たちにとっては校内での行動時に、壁や扉などへの「接触」が必須になっています。「接触」に伴うウイルス感染リスクから生徒たちを少しでも守りたいという同校先生方の思いに当社が賛同し、ペイントにより課題を解決しました。

卓球の魅力を伝える活動

2017年に創部したプロの女子卓球チーム「日本ペイントマレッツ」では、子どもたちにスポーツの魅力を伝え、夢を与える存在となれるよう社会貢献活動に取り組んでいます。

「大阪府 ふれあい事業」

 2021年より開始した「ふれあい事業」は、大阪府スポーツ振興課と連携し、大阪府下の小学校・支援学校から訪問の募集を行っていただき、訪問学校を選定していただいています。初募集となる2021年は、約50校の応募をいただき、その中の10校(うち支援学校・支援学級は4校)で授業を行います。それぞれの学校のご要望に合わせて卓球教室をつくりあげていきます。2022年以降、ご応募いただいた学校へは順次訪問させていただく予定です。 

「大阪市 夢授業」

 2020年に開始した「夢授業」は、大阪市経済戦略局と連携して市側で選定していただいた小学校へ訪問して卓球の授業を行っています。新型コロナの影響やリーグ日程との兼ね合いもあり、2020年2021年で、4校約250名の児童に参加いただきました。単なる卓球台での練習だけではなくゲーム形式も取り入れて、卓球の経験の有無に関わらず楽しみながら卓球に触れてもらえるようにしています。 

「高校課外授業」

 2020年、大阪府下公立高校で課外授業をスタートしました。2020年は体育などの指導者を目指す生徒約10名と、教諭約10名に対して実施しました。自分自身が卓球を経験するだけではなく、教える側の立場になる時にどのように声をかければよいのかといった指導者としての目線もアドバイスしています。2021年は知的障害をもつ生徒も含んだ選択授業にて約15名に対して授業を実施しました。どうすればラリーが続くのか、どういう風にサーブを打てばよいのかなど、それぞれの生徒に応じたアドバイスをしています。アンケートを実施したところ、2年連続全員が卓球の試合を観戦したいと回答いただき、本授業をきっかけに実際に観戦しに来てくださった生徒の方もいました。 大阪市主催のイベントで、大阪市内に拠点をもつプロスポーツチームがスポーツ教室を行います。日本ペイントマレッツは2020年、2021年と2年連続で参加。合計老若男女約150名にご参加いただいています。抽選の倍率は10倍と沢山の皆さんに応募いただいている状況です。

 「子ども卓球台の寄贈」

 2018年から、一般社団法人 卓球ジュニアサポートジャパンを通じて全国の幼稚園・保育園・支援学校・病院などに子ども用卓球台を寄贈しています。2018年からの4年間で計117台を寄贈しました。寄贈時に日本ペイントマレッツの選手と交流するイベントを開催しており、子どもたちは目を輝かせながら参加してくださっています。2020年は新型コロナウイルス感染拡大を受けて、新たな取り組みとしてオンライン寄贈式・卓球教室を実施しました。2021年は感染症対策を講じながら対面で卓球教室を実施する予定です。

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