環境

当社グループは地球環境の負荷低減に貢献すること、つまり⽔やエネルギー、原料などの資源を有効活⽤し、環境汚染を防⽌することが企業の持続的な事業活動に必要不可⽋であると考え、さまざまな取り組みを進めていきます。また⾰新的な技術を積極的に活⽤することで持続可能なビジネスを構築していきます。

資源と汚染


グループ方針

持続可能な資源の利用や環境・生物多様性の保護は、当社グループの事業やコミュニティにとって不可欠です。製品とサプライチェーンにおけるライフサイクルと資源循環の改善に取り組んでいきます。

リスクと機会

「資源と汚染」に関連する主なリスクと機会は「マテリアリティ/リスクと機会」をご覧ください。当社グループ全体に共通する課題も存在する一方で、各PCGはそれぞれの地域の状況や各社の改善計画の進捗に基づいた独自の優先事項を打ち立てています。

改善点と実績

2025年の総廃棄物発生量は0.9%減少し、15.9kg/tとなりました。一方、有害廃棄物の割合は1.5ポイント上昇し、41.8%となりました。 回収された廃棄物(リサイクル・再利用)は、総廃棄物発生量に占める割合が5.4ポイント減少し、40.3%となりました。 これらの変化には、直近の買収企業の組み入れによる影響がある一方で、廃棄物回収改善施策の実施による効率性向上や、データ統合・報告の改善など、さまざまな要因が影響しています。
水に関しては、総取水量が18.1%増加し、0.64kL/tとなり、消費量は21.3%増加して0.58kL/tとなりました。 2025年における総水消費量の53%は、水ストレスの高い地域でのものであり、前年から3.4ポイント減少しました。 この「高ストレス」指標は、水ストレスが高い、または極めて高い地域における水消費への理解を深めることを目的として設定したものです。 今後も、PCG全体で改善が必要な重点領域の把握と分析を進めていきます。

実績

各PCGの実績と前年からの変化、主な要因については下表の通りです。

資源と汚染関連の指標と実績(2025年)

※()内は前年比

PCG 廃棄物 実施項目
総廃棄物発生量
(kg/生産量t)
有害廃棄物発生量
(総発生量に占める割合)
廃棄物回収量
(総発生量に占める割合)
取水量
(kL/生産量t)
水消費量
(kL/生産量t)
高ストレス地域の水消費量
(総消費量に占める割合)
NIPSEAグループ 10.4
(-14.0%)
53.9%
(+1.1pp)
40.3%
(+3.0pp)
0.46
(-6.6%)
0.44
(-8.3%)
60.9%
(-2.1pp)
NIPSEA中国では、回収水の再利用、高効率設備の導入、水収支評価を通じて水使用効率の向上を進めています。排水管理についても、モニタリングシステムの強化、コンプライアンス対応の改善、重点的な是正措置の実施により、管理体制を強化しています。
DuluxGroup 31.4
(-4.4%)
25.0%
(+0.9pp)
48.5%
(-4.0pp)
0.54
(-5.7%)
0.34
(-9.8%)
31.9%
(+5.2pp)
DGL(太平洋)では、工程の効率化、分別の徹底、リサイクル率の向上を通じて、埋立処分される事業所廃棄物の削減に継続して取り組んでおり、廃棄物発生量および埋立量の削減を進めています。これらの取り組みは、グループの長期的な埋立削減目標に沿ったものです。また、製品の安全性管理および持続可能な製品設計を通じて、低VOC・水性製品への移行を継続しており、製品性能を維持しながらVOCの影響低減を図っています。

JUBでは、分散型製品の製造工程において、洗浄水の再利用プロジェクトに取り組んでいます。
日本グループ 50.9
(-4.2%)
11%
(0pp)
81.5%
(-1.1pp)
1.54
(-5.4%)
0.58
(+1.5%)
0%
(0pp)
製造不良品の削減に取り組んでいます。
Dunn-Edwards 41.0
(+12.6%)
8.1%
(+5.2pp)
12.6%
(-2.7pp)
0.91
(+6.5%)
0.86
(+0.3%)
61.3%
(+61.3pp)
AOC 50.9
(n/a)
47.5%
(n/a)
3.5%
(n/a)
3.55
(n/a)
3.55
(n/a)
44%
(n/a)
Tennessee Colorantsでは、スチレン洗浄液の再利用プロジェクトにより、2024年から2025年にかけて有害廃棄物を45%削減しました。なお、北米において水ストレスの高い地域からの取水はありません。
合計 15.9
(-0.9%)
41.8%
(+1.5pp)
40.3%
(-5.4pp)
0.64
(+18.1%)
0.58
(+21.3%)
53%
(-3.4pp)

※ 店舗廃棄物も新たに報告対象に加えており、総廃棄物の約70~80%を占める

資源と汚染関連の詳細データはESGデータページをご参照ください。

環境に対する取り組み

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