当社グループは「製品・サービスによる環境影響の緩和」に取り組んでいます。これからも様々なパートナーシップを通じてイノベーションを創出し、グローバルに展開していくことで、環境問題をはじめとした社会課題解決に貢献します。
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自動車用塗料での取り組み
自動車用塗料を扱う日本ペイント・オートモーティブコーティングス株式会社では、環境へ配慮した塗料開発に取り組んでいます。例えば従来よりも焼き付け工程を短縮するWet on Wet塗装が可能な塗料を開発することで、塗装工場から排出されるCO2量の削減に貢献しています。また水性塗料の開発ではVOCの低減にも貢献しています。これからも自動車メーカーと協働しながら、更なる環境配慮型製品を開発していきます。
日本ペイントオートモーティブコーティング株式会社
工業用塗料での取り組み
工業用塗料を扱う日本ペイントインダストリアルコーティング株式会社の遮熱性舗装用塗料 「ATTSU-9 ROAD」は、アスファルトに照射する太陽熱を反射し、路面の表面温度上昇を抑制 します。VOCを排出しない無溶剤型で、臭気もほとんど発生しません。都市部での気温上昇を抑 え、エネルギーの節約に貢献します。
日本ペイントインダストリアルコーティング株式会社
船舶塗料での取り組み
船舶用塗料を扱う日本ペイントマリン株式会社の低燃費型船底塗料は、2008年にLF-Seaを導入し て以来、その発展型のA-LF-Seaを含め、3000隻以上の採用実績を得てきました。さらに2020年 の導入に向けて低燃費、低VOC、低溶出型の船底塗料FASTARの開発に取り組んでおります。今 後も継続して環境保全に貢献できる商品を導入してまいります。
日本ペイントマリン株式会社
表面処理での取り組み
表面処理の日本ペイント・サーフケミカルズ株式会社は環境に優しい皮膜剤を展開しています。 この皮膜材は代表的なリン酸亜鉛処理と同等の性能を発揮し、重金属(亜鉛・ニッケル・マンガ ン)やイオン、リンを含みません。またスラッジ(沈殿物)を1/10に抑えることができる他、表 面調整工程を必要としない為、産業廃棄物と水資源の使用量低減にも貢献します。
日本ペイント・サーフケミカルズ株式会社
海外の環境配慮製品
創業以来、Dunn-Edwardsは環境に配慮した製品の開発を率先して行ってきました。具体的な取 り組みの例は、当社の社史とGreener by Designの名前の由来のところで記載されています。 2011年には、Dunn-Edwardsは世界初、かつ唯一のLEED®ゴールド認定の製造工場を建設しまし た。2016年には、「油性」性能を持つ水性塗料「ARISTOSHIELD」を発売。日本ペイントと Dunn-Edwardsの間では、多くのコラボレーションが継続的に行われています。
DUNN-EDWARDS CORPORATION