日本グループにおけるMSV実現のための人的資本の考え方
日本グループにおける人材戦略は、事業拡大と利益率向上によるEPSの改善を目標としています。
目標達成に向けては、人材戦略上重視する指標として、女性幹部職比率などのD&I指標と従業員満足度などのエンゲージメント指標を設定しています。多様な人材の活躍やチャレンジする風土の醸成など、行動指針「J-LFG」を体現した人材・組織を目指し、新卒・中途人材の積極的な採用や公平な評価・報酬・報奨制度の導入などの人的投資を実施し、持続的な成長に貢献できる力強い人材基盤を構築するべく挑戦を続けています。
足元では、次世代女性リーダー候補を育成する取り組みとして、女性の一般従業員が、より積極的にキャリア目標を持てるよう、あらゆるサポートや育成の機会を提供しています。年に一度、全従業員が自分のキャリア目標を宣言し、上司が1on1セッションを通じて継続的に支援する機会を設けることで、女性だけでなく全ての従業員が「自分のキャリアを自分で築く」ことの重要性を意識するようになるなど、意識改革につなげています。
また、幹部職登用に関する説明会を開催する際には、各事業部のリーダーに対して、女性の幹部職比率の現状と2025年までの目標とのギャップを説明し、KPIとして意識するよう促しています。
なお、日本グループは収益性改善に向けて構造改革に取り組んでいます。従業員満足度について、変革に伴う影響を注視し、コミュニケーションを強化しています。
日本グループの人材戦略
EPS改善 | KPI | 「J-LFG」を体現した人材・組織 (OUTPUT) |
人的投資 (INPUT) |
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事業拡大 | D&I指標
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多様な人材の活躍
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積極的な採用(新卒・中途)
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チャレンジする風土の醸成
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公平な評価・報酬・報奨制度
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利益率向上 | エンゲージメント指標
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タレント・マネジメント
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自律的な成長とそれを支える仕組み
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やりがい・働きがいの向上
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働きやすい環境整備
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