株主・投資家との対話の基本方針
- 当社は、国内外の株主・投資家への公平な情報開示(フェアディスクロージャー)の徹底および継続的な対話により、株主・投資家との信頼関係を構築するとともに、情報の非対称性を低減することを目指します。
- 当社は、株主・投資家との建設的な対話のため株主構造の把握に努め、対話に際しては、インサイダー情報の漏洩に細心の注意を払います。
- 当社は、株主・投資家との対話窓口を、代表執行役共同社長、インベスターリレーション部長とし、社外取締役においても対話の機会を設けます。
- 当社は、対話から得られた株主・投資家の意見および指摘を取締役会に適宜フィードバックし、それらを経営に反映するとともに、社外取締役を含む取締役からの意見を株主・投資家との対話に活かします。
株主・投資家との対話にかかる体制
当社は、代表執行役共同社長をはじめとする経営陣、および以下の関係部門の長が連携して、インベスターリレーション活動、シェアホルダーリレーション活動、法定開示、適時開示、重要な任意開示を行います。
- インベスターリレーション部
- 広報部
- 財務経理部
- コーポレートガバナンス部
- その他の関係部門
株主・投資家との対話
当社は、国内外の株主・投資家に対する公平な情報開示の徹底、継続的な対話など、資本市場とのコミュニケーションにより、株主・投資家の理解を促し、当社への期待を高めるとともに、情報の非対称性を解消し、資本コストを抑えることで「PERの最大化」につなげ、MSVの実現を目指しています。また、株主・投資家との建設的な対話に向けて、株主構造の把握に努めるとともに、インサイダー情報の漏えい防止に細心の注意を払っています。
2023年度は、一般的な事業会社とは異なる「アセット・アセンブラー」としての経営モデルや自律・分散型の経営体制、成長戦略がシームレスにつながり、高成長を確実なものとする当社独自の経営ストーリーへの理解の促進・浸透のため、株主・投資家とのコミュニケーションをさらに強化し、IR面談を707社(前年比1.7%増)実施しました。IRイベントとしては、3月に「中期経営計画(2021-2023年度)進捗説明会」を開催し、若月共同社長から中計2年目の振り返りと2023年度の最終目標達成に向けた道筋、「アセット・アセンブラー」モデルの考え方などを説明しました。12月には、バイサイド・セルサイドのアナリストと共同社長のスモールミーティングを開催し、若月共同社長、ウィー共同社長から、中国、アジアをはじめとした各国・地域の市場環境やさらなる市場シェア拡大に向けた取り組みなどを説明しました。また、10月には、「社外取締役スモールミーティング」を開催し、取締役会議長である中村筆頭独立社外取締役から、少数株主利益の保護や独立社外取締役の独立性、M&Aを巡る取締役会での議論などについて説明しました。
併せて、統合報告書やIRサイトを強化・拡充するなど、積極的な情報開示についても引き続き注力しています。