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2022.12.16

万博会場への来場者輸送を見据えたOsaka Metro自動運転実証実験へ―当社開発の自動運転用塗料「ターゲットラインペイント」を活用―

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2022年12月16日

万博会場への来場者輸送を見据えたOsaka Metro自動運転実証実験へ
―当社開発の自動運転用塗料「ターゲットラインペイント」を活用―

日本ペイントホールディングス株式会社(本社:東京都中央区)のグループ会社で主に工業用塗料の製造、販売を手掛けている日本ペイント・インダストリアルコーティングス株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長:塩谷健 以下、当社)は、大阪市高速電気軌道株式会社(本社:大阪市西区 代表取締役社長:河井英明 以下、Osaka Metro)が行う2025年大阪・関西万博会場への来場者輸送に向けた自動運転の実証実験にターゲットラインペイントを提供します。

本実験は2022年12月から2023年1月にかけて行われる自動運転レベル2の公道実証実験です。走行ルート内の夢舞大橋や阪神高速下などGPSの入りにくい場所での「ターゲットラインペイント」を用いた自動走行を検証します。

ターゲットラインペイント比較.PNG(写真左)目視で見た際のターゲットラインペイント            (写真右)LIDARで見た際のターゲットラインペイント

「ターゲットラインペイント」は自動運転車両に搭載されるLiDARセンサーが認識できる特殊塗料で、塗装されたペイントを認識・追従することで自動走行を実現しています。また、走行経路に塗装するだけで自動運転用のインフラ整備が可能となるため、導入コストやメンテナンスコストの削減が見込めるほか、GPSが入りにくい場所での自動運転を可能にします。更に、アスファルトと同化しやすい色のため、ペイントが道路の路面標示を誤認させるリスクがなく、公道での塗装も可能になります。

国土交通省と経済産業省の共同設置による「自動走行ビジネス討論会」は、2025年度ごろまでに自動運転レベル4※のサービスを40ヵ所以上で実施するとの目標を掲げている中、当社は、今後も塗料分野で培った技術を活かし、「ターゲットラインペイント」のご提供を通じて、自動運転の普及と課題解決に貢献してまいります。

※  自動運転レベル1:自動ブレーキなどの運転支援
   自動運転レベル2:部分的な自動運転
   自動運転レベル3:条件付自動運転
   自動運転レベル4:限定された場所での完全自動運転
   自動運転レベル5:完全自動運転


【実施期間および走行コース】
 (1)12月16日~12月23日  ※(12月17日除く)
  コスモスクエア駅⇔舞洲実証実験会場間の公道
20221216_02.PNG (2)1月25日~1月26日 
  コスモスクエア駅⇔舞洲転回地間の公道 
20221216_03.PNG
 (3)1月27日、1月30日、1月31日
  桜島駅⇔舞洲転回地間の公道
画像4.PNG

以上

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