環境戦略
当社グループにとって、マテリアリティに対処することは、MSVを実現する上で極めて重要です。環境分野では、「気候変動」と「資源と汚染」に重点を置き、特に廃棄物と水の分野は事業継続に不可欠な要素と判断しています。
MSV実現に向けた取り組み
各PCG(地域・事業ごとのPC群)は2024年、マテリアリティに対する独自の目的や目標、優先事項の達成に向けた取り組みを引き続き推進しました。 こうした取り組みを支えているのが、環境・安全部門のシニアリーダーで構成するグローバル「環境&安全」チームで、 特にベンチマーキングやベストプラクティスの共有、共通のパフォーマンス指標の策定に重点を置いて取り組んできました。 2024年にはスコープ3排出量を算定するパートナー会社が増えるなど、共通指標の導入が継続的に進んでいます。 共通指標が確立されれば、気候や資源循環の影響、実績に対する理解と監視の向上につながります。 共通指標の例としては、温室効果ガス排出量や再生可能エネルギー・資源、廃棄物回収、水ストレスの高い地域での水消費量が挙げられます。 「環境&安全」チームは2025年も、「気候変動」と「資源と汚染」という2つのマテリアリティに関連した影響やリスク、機会に対する管理と理解の向上を支援・促進し、気候・ESGの義務的開示への移行を進めていきます。
| 気候変動 | |
|---|---|
| 資源と汚染 | |
| 環境汚染 | |
| 廃棄物・資源 | |
| 水 | |
| 環境・安全マネジメント |