イノベーション

今日の社会においては、過去の手法によっては解決が困難な課題が次々と顕在化しています。積極的にパートナーシップを活用しイノベーション創出力を強化します。

サステナブル製品の創出

サステナブル製品の創出によって長期視点で事業へ貢献

製品のサステナビリティ

当社グループの製品が社会に貢献し、ビジネスの成功を長期的にもたらす上で、サステナビリティは不可欠な要素です。 当社グループは、持続可能な製品の特定を支援する「ポートフォリオ持続可能性アセスメント(PSA)」を採用し、 国連の持続可能な開発目標(SDGs)に沿ってサステナブルな製品や技術を特定しています。 PSAは、原材料、生産、使用、廃棄という製品の主なライフサイクル段階で、SDGsのターゲットと 当社グループの塗料・コーティング製品の特性を照らし合わせることで、市場に流通している製品に比べた優位性を評価する体系的なアプローチです。 各段階において塗料製品の特性をSDGsに照らし合わせることで、市場に流通している主力製品よりも当社製品が優れている点を評価しています。 製品の生産段階では、製造効率や原材料、物流、包装などが評価の重要なポイントになります。 使用段階では、エネルギーや資材の消費量と化学物質の排出量をともに削減し、化学物質の有害性の低減による顧客や消費者への支援が評価対象となります。 サービスの段階では、製品の耐用年数、クリーンテクノロジーへの応用、健康や福祉への寄与、使用後の処理などを評価しています。

こうしたサステナビリティに関する取り組みを支える目的で開発したのが「サステナビリティ・スコアボード(得点システム)」を開発です。 現在は日本グループとNIPSEAグループのほとんどのパートナー会社で使用している「NPSI」システムに組み込まれています。 2024年のNIPSEAグループと日本グループを合わせた新製品売上高のうち、63%が新たに開発したサステナブル製品でした。

また、「グリーンデザイン・レビュー」も併せて開発し、日本グループとNIPSEAグループの研究開発プロジェクトの管理システムに導入しています。 2024年、日本グループとNIPSEAグループのプロジェクトポートフォリオにおいて、研究開発費の52%が「グリーンデザイン・レビュー」の原則に従ってサステナブルな優位性を持つ製品の創出に使用されています。

サステナブル製品データ

新製品売上高指数(NPSI)
2022年
20%
2023年
25%
2024年
25%
新製品売上に占める
サステナブル製品比率
2022年
57%
2023年
66%
2024年
67%
研究開発費に占める
サステナブル製品関連比率
2022年
47%
2023年
63%
2024年
52%

※NIPSEAグループと日本グループの合計

サステナブル製品事例

イノベーションに対する取り組み

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