ガバナンス

当社グループは、透明性・客観性・公正性を備えた経営を確保し、当社グループが活動する全ての社会からの信頼を得るために、実効性のあるガバナンスの枠組みを確立します。

取締役会の実効性に関する分析・評価

2023年の課題と主な取り組み

2023年度に取り組みを強化すべき課題 2023年度の主な取り組み
① 取締役会運営の高度化
効率的な運営により戦略議案の比率を高め、取締役会の議論の質向上を図る
  • 議案を絞り込み、年間を通じて計画的に設定
    中長期経営戦略などの審議の比率を高め、取締役会の議論の質を向上(2023年の成長戦略議論の比率は2022年から倍増)
取締役会における議題別時間割合
2023
46%
37%
6%
11%
2022
23%
38%
10%
29%
成長戦略 執行報告(決算含む) 委員会報告 体制整備,他
② 独立社外取締役の貢献
各独立社外取締役はより感度を高め、執行がより建設的なチャレンジができるような問いを投げ掛けることによって、さらなる貢献へつなげる
  • 独立社外取締役会議を定期的に開催
  • 会議以外でも緊密なコミュニケーションを継続
    多様な知見を有する独立社外取締役間の円滑な情報共有や意見交換が行われ、MSVの追求に資する質の高い議論・意思決定に貢献
③ 後継者計画の充実
今後の執行体制、独立社外取締役のサクセッションに計画的に取り組みつつ、併せて最適な取締役会構成について検討する
  • グループの人的資本の状況・評価に関する共同社長からの報告を通じて現状を把握、主要経営陣とのコミュニケーションの場を拡充
    これらに基づき、共同社長を含む主要経営陣のパフォーマンス・評価のモニタリングを継続
  • 取締役会の実効性評価などを通じて、個々の独立社外取締役の貢献や適切な取締役会構成について審議
    取締役会の最適な構成の維持

2023年度の評価と2024年度の課題

2023年度の評価実施の要領

対象者

2023年度の全取締役(9名)、
常務執行役GC(1名)

実施方法

取締役会議長、指名委員長による主導のもと、調査票の結果をもとに取締役会で審議を重ね、取締役会の実効性評価を実施。なお、今後も必要に応じて第三者機関による評価を検討

調査票の内容

取締役会の構成、事前準備・運営、審議の質、取締役の貢献、執行のモニタリング、各委員会の構成・運営など

評価プロセス

  1. 各取締役・執行役への調査票配布
  2. 調査票のまとめ・分析
  3. 取締役会にて実効性評価
2023年度の評価結果の概要

当社取締役会の実効性は概ね確保されていると評価

評価総括

  • 取締役側、執行側で、重要な議案についての共通認識が高まり、MSVを唯一のミッションとする経営方針がさらに浸透している
  • 独立社外取締役が過半数を占めつつ、多様性のある構成や円滑な意思疎通を図ることで、取締役会における議論がさらに活発化している
  • 独立社外取締役の多様な知見を生かし、執行を後押しする観点から活発な議論に臨んでいる
2024年度に取り組みを強化すべき課題
  • 成長戦略議論の充実
    中長期的な戦略議論の機会と質を高め、MSVの実現へのさらなる貢献へ
  • 取締役会運営の効率化
    取締役会の運営のさらなる改善に努め、議論をより高度化へ
  • 後継者計画の充実
    将来の執行体制に向けた人材発掘・開発計画の検討・策定
  • さらなる「Audit on Audit」体制の明確化
    「アセット・アセンブラー」モデルを推進する純粋持株会社に相応しい監査体制へ
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