取締役会の実効性に関する分析・評価
2023年の課題と主な取り組み
2023年度に取り組みを強化すべき課題 | 2023年度の主な取り組み |
---|---|
① 取締役会運営の高度化 効率的な運営により戦略議案の比率を高め、取締役会の議論の質向上を図る |
2023
2022
■成長戦略 ■執行報告(決算含む) ■委員会報告 ■体制整備,他
|
② 独立社外取締役の貢献 各独立社外取締役はより感度を高め、執行がより建設的なチャレンジができるような問いを投げ掛けることによって、さらなる貢献へつなげる |
|
③ 後継者計画の充実 今後の執行体制、独立社外取締役のサクセッションに計画的に取り組みつつ、併せて最適な取締役会構成について検討する |
|
2023年度の評価と2024年度の課題
- 2023年度の評価実施の要領
-
対象者
2023年度の全取締役(9名)、
常務執行役GC(1名)実施方法
取締役会議長、指名委員長による主導のもと、調査票の結果をもとに取締役会で審議を重ね、取締役会の実効性評価を実施。なお、今後も必要に応じて第三者機関による評価を検討
調査票の内容
取締役会の構成、事前準備・運営、審議の質、取締役の貢献、執行のモニタリング、各委員会の構成・運営など
評価プロセス
- 各取締役・執行役への調査票配布
- 調査票のまとめ・分析
- 取締役会にて実効性評価
- 2023年度の評価結果の概要
-
当社取締役会の実効性は概ね確保されていると評価
評価総括
- 取締役側、執行側で、重要な議案についての共通認識が高まり、MSVを唯一のミッションとする経営方針がさらに浸透している
- 独立社外取締役が過半数を占めつつ、多様性のある構成や円滑な意思疎通を図ることで、取締役会における議論がさらに活発化している
- 独立社外取締役の多様な知見を生かし、執行を後押しする観点から活発な議論に臨んでいる
- 2024年度に取り組みを強化すべき課題
-
- 成長戦略議論の充実
中長期的な戦略議論の機会と質を高め、MSVの実現へのさらなる貢献へ - 取締役会運営の効率化
取締役会の運営のさらなる改善に努め、議論をより高度化へ - 後継者計画の充実
将来の執行体制に向けた人材発掘・開発計画の検討・策定 - さらなる「Audit on Audit」体制の明確化
「アセット・アセンブラー」モデルを推進する純粋持株会社に相応しい監査体制へ
- 成長戦略議論の充実