私たちは、従業員エンゲージメントの向上を、単なるスコア改善ではなく、従業員一人ひとりの潜在力を引き出し、未来志向で働ける職場を実現するための取り組みと捉えています。
従業員の成長、挑戦、働きがいが、組織の活力や生産性向上につながり、その積み重ねが持続的なEPSの成長、ひいてはMSVの実現につながる――その好循環を、日本グループ全体で着実に育てていきます。
12025年従業員エンゲージメントサーベイ結果
日本グループは、従業員エンゲージメントサーベイを、従業員の声を起点に組織変革を進めるための重要な経営基盤と位置付けています。2025年のサーベイでは、全体スコアは前年と概ね同水準でしたが、スコアを構成する「Say(会社の良さを語る)」「Stay(会社に留まる)」「Strive(会社のために努力する)」には改善の兆しが見られました。私たちはこれを、変革がまだ途上にありながらも、現場の意識や行動に変化が生まれ始めているサインと受け止めています。2025年は、サーベイ結果を役員層に加え部門長クラスにも職場単位で開示し、全社施策だけでなく、職場単位での対話・改善をつなぐ土台づくりを進めました。
- 1.会社の将来への高揚感の欠如
- 2.業務環境の整備不足
- 3.従業員の能力・キャリア開発機会の不足
施策(例)
従業員の力を引き出すリーダーシップへの転換
– 役員向けEQプログラム
経営陣と従業員のコミュニケーション促進
–「NIPPE Day」開催(帰属意識と働く誇りを育む全社イベント)
生産性向上に向けた業務環境整備
– AIツールの導入拡大
– 全社的BPRプロジェクト推進
従業員一人ひとりの成長を支える基盤づくり
– ジョブクラフティングの浸透施策導入
– リスキリングやリカレントへの投資強化
エンゲージメント構成要素別スコア
- Say(会社の良さを語る)14%(2024年)→24%(2025年)
- Stay(会社に留まる)39%(2024年)→53%(2025年)
- Strive(会社のために努力する)21%(2024年)→29%(2025年)
全ての従業員が潜在力を最大化し、未来志向で働ける職場の実現
個人の成長と持続的な企業価値向上を両立する「ONE NIPPE, ONE People」の実現
※ 2025年はサーベイシステムを変更したため、スコアは自社換算による
23つの課題の解決に向けて
2024年のサーベイで見えた「将来への高揚感」「業務環境」「能力・キャリア開発機会」の課題に対し、日本グループは重点的な打ち手を進めています。
「将来への高揚感」に向けては、経営メッセージの継続発信に加え、役員向けEQプログラム※1や幹部職向け研修を通じて、対話し、共感を生み、従業員の力を引き出すリーダーシップへの転換を図っています。
「業務環境」に向けては、独自の生成AIツールの導入と普及拡大に加え、全社的なBPRを推進※2し、生産性向上と高付加価値業務へのシフトを後押ししています。
「能力・キャリア開発機会」に向けては、ジョブクラフティング※3の浸透を開始し、リスキリングやリカレントへの投資を強化することで、従業員一人ひとりの成長と挑戦を支える基盤づくりを進めています。
全社と職場の両輪で変化を積み重ね、組織の活力と持続的な価値創造につなげていきます。
※1 EQ(感情知能)を活用し、自身や他者への理解を深めながら、対話・共感を通じて人の力を引き出すリーダーシップへの転換を図るプログラム
※2 Business Process Re-engineeringの略。既存の業務プロセスを見直し、シンプル化・標準化を通じて業務効率化と生産性向上を図る取り組み
※3 従業員一人ひとりが仕事への関わり方を主体的に見直し、自らの強みや価値観を生かして、仕事をより自分らしく、やりがいのあるものへと工夫していく考え方
従業員エンゲージメント向上を通じて当社が目指す姿
向上を目指して
組織運営 ビジョンと戦略の
共有 生産的な
職場環境 多様なキャリア
機会の提供 柔軟な働き方
の支援 ONE NIPPE 持続的な
企業価値向上
向上 キャリアの実現 挑戦するマインド ONE People 個人の成長
充実した人生